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イラストをupしたりする日記です。
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Marchen続きで申し訳ない。

思ったんだが…。
『黒き女将の宿』で、女の子は、身に覚えのない罪で吊られたわけですよ。
これは『絞首台から来た男(客)』がモチーフらしい。

ので、もしかすると、女の子は女将がやった人殺し(だと思われる。死体を作れば良いと言っていたし)の罪を着せられたのではないかと思いました。
ブランコってのは、吊るされた女の子のことを言ってるのかな?
ある人は、飛び出して垂れている内臓とか言ってたけど…。

それか、他に何かあるのか。象徴的なもので。

そうそう将軍についてなんだが、ゲーフェンバウアーらしい。ゲーゲンかと思ってた。
サンホラって、名前が結構聞き取りにくい…。


あと、『火刑の魔女』。
最初の生家に関する歌の部分は、成長して故郷を探す旅のときに歌っていたと考えた方がよさそう。
なので、そうすると、母親が子供を捨てたってのは、家から追い出したって、感じなんではないかと思った。
例えば、修道院のある街に連れてって置き去りとか。
明らかに、生家は森にあって、田舎っぽいから、多分そこから独りで街には行けないだろうし…。


それと、七つの大罪との関連。
組み合わせ自体は明確になってるけど、これが微妙だと思うんだ。
これはどっちかっつーと、Revo陛下への進言(笑)なんだが。

雪白姫は色欲ってなってるけど、どっちかっつーと、嫉妬じゃないかと思うんだよね。単純かな?
色欲は、どっちかっつーと、青髭の方な気がする。
一方の青髭が嫉妬でしょ?
あと、憤怒もエリーザベトの話になってるけど、どこがどうなのか、正直よくわからん。
お兄様が、ってことなのか。

どっちにしろどうも違う気がしなくもない…。

傲慢とか、怠惰はぴったりだし、強欲・・・もまあ一応許容範囲だと思う。

で、暴食についてだけど、これは合ってはいるけど、それはヘンゼルとグレーテルについてでしょ?
老婆も娘の食糧がっついてたけど…。それが復讐の元となるわけでもない。

他の罪って、どっちかっつーと、復讐される側の罪でしょ?
なのに、これだけ復讐する側(復讐に使う駒)って感じで、一貫性がない気がする。

ついでにメルヒェン(メルツの方)について。
恐らく、エリーゼは、メルとエリーザベトの約束が、変な方向へ向いた(怨念的な?)結果の産物ではないかと。
最初はエリーザベトに貰った人形だけど、自分の代わりみたいにも言ってたし、そもそも人形は魔術やら、陰陽道やら、それこそ民間信仰的なものでも、色々用いられるしね。

特に、これでは約束に対する執着とか、そういうのが無意識的に働いて、付喪神的な感じになったとか…。
あと、メルツやエリーザベトに魔力的な何かがあったかは不明だけど、イドという存在の力っていうのはあるかも。

これは完全に私の、根拠のない解釈だけど、一応書いてみたり…。


メルヒェンっていうのは、一種の救いなんじゃないかと思う。
昔って、身分だったり、貧しさとか、そういう理不尽なことが今以上に多くて、生まれながらにいいとこ不平等な時代なわけですよ。
そんな中、せめてもの救いとして、メルヒェンがあったんじゃなかろうかと。
童話の中では、もちろん教訓的な働きもあったんだろうけど、そこではお金持ちにも制裁は普通にあるわけですよ。魔法の力っていうのは、現実的な逃避と、不可能を可能にする希望の意味もあるだろうし。
そういう風に、一種カタルシスを求めていたんではないかと思います。

もしくは、今回のMarchenに関して言うならば、メルヒェンは復讐という方法の一種の救いを与えていたのでは?と、思ったり。
理不尽な境遇に陥った人に、メルヒェン(メルツ)はメルヒェンの力を持って、復讐させてあげたと考えました。
せめて留飲を下げさせてあげるっていうか…。
でもって、その結果が今私達が良く知っている童話になってる的な…。童話のRevo的解釈がこのMarchenみたいな??

そうすると、「キミが今笑っている~」の台詞が生きてくるような…。
今の時代は、昔に比べたら、眩いと言えると思うし。
もちろん科学にしろ、道徳的なこと、国家とか法律とかが発展してるし。まあ、発展故の弊害も多いけどさ。
そういう時代には、そういう救いは取り合えず必要ないわけで。
だから「誰も恨まず、死せることも憾まず」と言えそうな気がする。
で、メルヒェン(童話)として会おう、見たいな…。


うわー、なんだこの拡大解釈

以上。


我ながら、どっぷりMarchenに浸かっております。
でも、まだ既存のは抜いていない。

基本全部、ほんとに全部等しく愛してはいるんだけど。
やっぱり結構Moiraは好きかも…。
冥王好きだしなぁ。
でもRomanも最高だし。

これほど全部良いと思えるものって、あんまりないな。
最近ほんとに痛いくらいはまっております。好き過ぎるー。
ときどき?ってなるけどね(´∀`)
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